プレスリリース
東北農業研究センター「出前技術指導制度」発足のご案内

情報公開日:2008年6月 9日 (月曜日)

日頃から、農業・食品産業技術総合研究機構(略称:農研機構)東北農業研究センターの業務、活動に対してご理解とご支援をいただきありがとうございます。 さて、当研究センターでは、当センターが開発した栽培技術、品種、機械等を農業者、農業団体、農業改良普及センター、企業等の要望に応じて現地に出向いて 技術指導を行う「出前技術指導制度」を発足させました。これは、当センターが開発した技術を生産現場に速やかに普及することを目的として実施するもので す。本制度についてご案内申し上げますとともに、紙面や番組等で広くご紹介いただきますようにお願いします。

 

  • 出前技術指導の対象となる研究成果
    東北農業研究センターが開発した栽培技術、品種、機械等
  • 出前技術指導の対象者及び種類
    対象者:農業者、農業団体、農業改良普及センター、企業等
    種 類:説明会、講演会、実演会及び現地技術指導
  • 出前技術指導の実施方法
    説明会、講演会、及び現地指導の実施に当たっては、応募者と連絡をとって実施場所・実施時期・実施内容等を決定します

詳細情報

東北農業研究センターが研究成果を出前で技術指導

東北農業研究センターは、当センターが開発した栽培技術、品種、機械等を農業者、農業団体、農業改良普及センター、企業等の要望に応じて現地に出向 いて技術指導を行う制度を発足させ、その公募を開始しました。これは、当センターが開発した技術を生産現場に速やかに普及することを目的としています。

 

出前技術指導の対象となる研究成果

東北農業研究センターが開発した栽培技術、品種、機械等で、原則として、東北農業研究成果情報に記載された成果を対象とします。成果情報は、農研機構のホームページよりご覧になれます。以下のURLをご覧下さい。例えば、平成19年度の例として、以下のような研究成果があります。

 

  • 玄米が極めて小さい紫黒米新品種候補系統「奥羽紫糯389号」
  • グレーンドリルを汎用利用した水稲乾田直播の寒冷地向け播種体系
  • トウモロコシは不耕起でも耕起栽培と同等の収量性が得られる
  • 麦類・大豆同時播種機によるリビングマルチ大豆栽培の播種技術
  • 寒冷地におけるソバ-ナタネ二毛作のための立毛間播種機の汎用化

出前技術指導の対象者及び種類

出前技術指導の対象者は、農業者、農業団体、農業改良普及センター、企業、その他東北農業研究センター所長が必要と認める者とします。出前技術指導の種類は、説明会、講演会、実演会及び現地技術指導とします。

出前技術指導の募集と決定の通知

出前技術指導は東北農業研究センターのホームページ等を通じて行っています。以下のURLをご覧下さい。

http://www.naro.affrc.go.jp/tarc/contents/delivery/index.html

 

申込用紙をダウンロードして必要事項を記入し、産学官連携支援センター宛にメール、FAXまたは郵送して下さい。東北農業研究センターは、応募の内容・時期などを考慮し、派遣指導者、関係県の農業試験場・普及センター等と連絡を取りつつ出前技術指導の実施の可否を決定します。審査終了後、採択の可否を、メール、Faxまたは郵送で応募者に通知します。

出前技術指導の実施方法

実施の具体的な時期や場所、方法については課題が採択された応募者と相談の上決定します。経費は、原則として、東北農業研究センターから派遣する指導者の出張経費は東北農業研究センターが負担しますが、試作機の搬送等に要する経費及び説明会等の開催に関する経費(会場費、運営費等)は応募者負担になります。また、現地の圃場で作物栽培等を伴う場合、それに関する一切の資材費等も応募者負担になります。但し、負担の割合は、技術の普及程度や受け入れ態勢も勘案して適宜変更することができます。 出前技術の現地で生産された収穫物は応募者に帰属します。その収量・品質等について、東北農業研究センターは責任を負いません。

 

応募先

下記にメール、Faxまたは郵送して下さい。
〒020-0198
岩手県盛岡市下厨川赤平4
農研機構 東北農業研究センター産学官連携支援センター
Fax : 019-641-7794, 019-643-3460
農研機構 東北農業研究センター
岩手県盛岡市下厨川赤平4
東北農業研究センター所長:八巻 正
産学官連携担当者:産学官連携支援センター長 児嶋 清 Tel : 019-643-3407
広報担当者:情報広報課長 荒澤作哉 Tel : 019-643-3414、3417