日頃より、農研機構 東北農業研究センターの試験研究業務に対し、ご理解ご協力を賜り、誠にありがとうございます。 さて、当研究センターにおいて、去る9月18日に行ったプレスリリースに際し、水稲新品種を「試験系統名」で発表したところですが、この度、品種名が決まりましたので、お知らせいたします。 今後の報道には、これらの品種名をお使いいただければ幸いです。
【平成20年9月18日発表名】
- 玄米が極めて小さい紫黒米新品種「奥羽紫糯389号」を開発
→ 玄米が極めて小さい紫黒米新品種「紫こぼし」を開発 - 東北地域向けの観賞用水稲新品種、赤穂の「奥羽観378号」、紫穂の「奥羽観379号」を開発
→ 東北地域向けの観賞用水稲新品種、赤穂の「祝い茜」、紫穂の「祝い紫」を開発
《名前の由来》
「紫こぼし」:紫色の米であることと、起き上がり小法師(こぼし)に形が似ていて、小さくても様々な力を秘めている米であることを表しています。
「祝い茜」「祝い紫」:祝いたくなるような美しい赤い穂、または紫の穂をつける観賞用の稲であることを表しています。おめでたいときの飾り物として使ってほしい、という願いも込めています。