プレスリリース
「第10回農研機構東北農研市民講座」開催のご案内

- 処理コストゼロへの挑戦 ~ 自然の力で水をきれいにする人工湿地ろ過システム -

情報公開日:2016年9月 5日 (月曜日)

ポイント

  • 10月1日 (土曜日) 、農研機構東北農業研究センター (盛岡市下厨川) において、第10回農研機構東北農研市民講座を開催します。
  • 今回は、「処理コストゼロへの挑戦 ~自然の力で水をきれいにする人工湿地ろ過システム~」をテーマとして、酪農現場での汚水処理の現状、水環境汚染の問題、様々な浄化処理システム、新たに開発した自然の力を利用したろ過システムの特徴と普及状況などを紹介し、意見交換を行います。

概要

台風10号により被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

さて、農研機構東北農業研究センターでは、地域の皆様に農業研究開発の取り組みをご理解いただくために、研究者が専門分野の話題を中心に親しみやすくお話しする「市民講座」を、昨年度に引き続き実施しています。

第10回目は「処理コストゼロへの挑戦~自然の力で水をきれいにする人工湿地ろ過システム~」をテーマとして下記のとおり開催します。紙面、番組等で幅広くご紹介いただきますとともに、当日は是非ご参加下さい。

日時

平成28年10月1日 (土曜日) 9時30分~10時30分

場所

農研機構東北農業研究センター     北辰興農閣    研修室     (盛岡市下厨川字赤平4)

テーマ

処理コストゼロへの挑戦 ~自然の力で水をきれいにする人工湿地ろ過システム~

酪農施設や養豚場などから排出される汚れた水を、なるべくお金と時間をかけないできれいにするために民間企業や大学と協力して開発した「伏流式人工湿地ろ過システム」をご紹介します。このシステムは、ヨシなどを植えた砂利や砂の層で汚水をろ過して、自然の力を利用して水をきれいにする技術です。これまでに北海道や東北地域の畜産施設や食品工場など、国内はもとより海外にも導入されており、寒い冬も含めて長期間安定して水をきれいにしています。

会場にご用意するお茶やコーヒーを飲みながらリラックスした気分でご参加下さい。

話し手

農研機構東北農業研究センター 上級研究員   加藤  邦彦 ( かとう   くにひこ )

定員

50名   (事前申込みが必要です)

対象

どなたでも参加できます (小学生は保護者同伴)

参加費

無料

参加申込み

  • 住所、氏名 (ふりがな)、電話番号をご記入のうえ、9月29日 (木曜日) までに、できればメールでお申し込み下さい。
  • 電話でも受付します (平日9時~17時)。
  • 希望者多数の場合は先着順とさせていただきます。

参加申込み、お問い合わせ先 (開催事務局)

農研機構東北農業研究センター   企画部産学連携室広報チーム

  • メール: www-tohoku@@naro.affrc.go.jp
    (このアドレスはコピー&ペースト後に@を一つ削除してから使用してください)
  • 電話: 019-643-3573
  • Fax: 019-643-3588