プレスリリース
(お知らせ) 「耕畜連携の強化による飼料コスト低減化技術の現地実証」 平成29年度秋田県現地検討会を開催

情報公開日:2017年7月26日 (水曜日)

ポイント

  • 8月29日 (火曜日) に、秋田県大潟村及び大仙市において、「革新的技術開発・緊急展開事業」の標記現地検討会を開催します。
  • 本プロジェクトの子実用トウモロコシ実証現地圃場 (大潟村) の視察を行うとともに、秋田県畜産試験場 (大仙市) での実証研究内容を報告し、意見交換を行います。

概要

農研機構東北農業研究センターは、標記の現地検討会を以下のとおり開催します。

農林水産省が実施する「革新的技術開発・緊急展開事業」 (地域戦略プロ) の一環として、平成28年度から、「耕畜連携の強化による飼料コスト低減化技術の現地実証」を実施しています。本プロジェクトでは、日本一の水田地帯である東北地域で、耕種関係者と畜産関係者が互いに連携し、飼料用米及び子実用トウモロコシ*を効率的に生産して利用する技術を普及させ、安価な国産飼料供給システムの構築を目指します。現在までに、青森県、岩手県、秋田県及び山形県の計13か所の現地圃場で実証研究を行っています。

このたび秋田県大潟村及び秋田県畜産試験場で実施している子実用トウモロコシに関する実証研究について、現地の生産者、普及担当者等を含めた実証研究関係者を参集して現地視察を行い、秋田県での取り組み状況を報告し、意見交換を行います。

日時

平成29年8月29日 (火曜日) 13時15分~17時00分

場所

  1. 有限会社 正八 子実用トウモロコシ圃場 (秋田県南秋田郡大潟村)
  2. 秋田県畜産試験場 (秋田県大仙市神宮寺字海草沼谷地13-3)

13:10までに、JR秋田駅東口5番バス停 (改札を出て左側が東口) に集合してください。

内容

以下の現地実証研究圃場等において、研究担当者が取り組み状況を説明します。時刻はおおまかな目安です。また、移動時間を含んでいます。

  • 13:15~14:30    バスで移動、車内でプロジェクトの全体概要等を説明
  • 14:30~15:00    有限会社正八の子実用トウモロコシ圃場を視察
  • 15:00~16:30    バスで移動
  • 16:30~17:00    秋田県畜産試験場における子実用トウモロコシの試験内容を紹介
  • 17:15    JR大曲駅前にて解散

主催

農研機構東北農業研究センター

参集範囲

生産者、行政・普及関係者、農林水産省、プロジェクト研究担当者等

※どなたでも参加できます。

参加費

無料

参加方法

各自、集合場所にお集りください。

参加希望者は、別紙参加申込書[PDF:62.8KB]に記入のうえ、8月18日(金曜日)までに、FAXまたはe-mailで事務局へお申し込みください。

※現地圃場への移動手段は、原則として、当方の送迎バスを利用していただきます。バス利用の有無は、参加申込書に記載ください。

取材申込

準備の都合上、別紙参加申込書[PDF:62.8KB]に記入のうえ、8月18日 (金曜日) までに、ファックスまたは電子メールで、事務局へお申し込みください。

事務局 (申込先)

農研機構東北農業研究センター 畜産飼料作研究領域 河本
ファックス: 019-641-7794 電話: 019-643-3543
電子メール : hkawamo@@affrc.go.jp
(このアドレスはコピー&ペースト後に@を一つ削除してから使用してください)

用語の解説

*子実用トウモロコシとは、飼料用トウモロコシを畑で完熟させて子実だけを収穫します。トウモロコシ子実は飼料用として年間約1,000万トンが輸入されており、数年前まで国内ではほとんど作られていませんでした。近年、世界的な需要増加と価格の上昇傾向から国内生産への期待が高まっており、北海道をはじめ、都府県でも生産が始まっています。