プレスリリース
(お知らせ) 食料生産地域再生のための先端技術展開事業 「三陸沿岸地域における水田作経営の未来を拓くための セミナー」を開催

情報公開日:2018年2月 1日 (木曜日)

ポイント

  • 2月20日20日 (火曜日) に、岩手県陸前高田市において、「三陸沿岸地域における水田作経営の未来を拓くためのセミナー」を開催します。
  • 陸前高田市の水稲栽培農家等を対象として、水田作経営の未来予想やビジネスチャンスを掴むうえで有用な市場情報及び先端的技術情報を紹介し、意見交換を行います。

概要

東日本大震災からの復興に向けて復興庁・農林水産省が実施する「食料生産地域再生のための先端技術展開事業」では、その一環として、平成25年度から29年度まで、岩手県陸前高田市において「中小区画土地利用型営農技術の実証研究」を実施してきました。本プロジェクトでは、被災地の生産者の協力を得て、中小区画農地における省力・低コスト生産技術や収益増加につながる高品質作物生産・加工品の開発、並びに先端技術導入に向けた実証研究に取り組んできました。今後、実証技術が被災地の農家をはじめ広く普及することが期待されています。

そこで、農研機構東北農業研究センターでは、陸前高田市の認定農業者や水稲栽培農家、技術指導関係者等を対象に、標記のセミナーを下記のとおり開催します。

日時

平成30年2月20日 (火曜日) 13:30~17:00

場所

陸前高田市コミュニティホール 1階 集会室

(岩手県陸前高田市高田町字栃ヶ沢210番地3)

内容

  1. 開会 (13:30~13:35)
  2. 基調講演 「日本農業の現状と今後の展望」 (13:35~14:15)

    東京農業大学名誉教授 門間敏幸

  3. 農産物の物流に関する話題提供
    1. コメの需要と供給における伊藤忠食糧の取り組み (14:15~14:35)

      伊藤忠食糧株式会社米穀部統括部長 山下益徳

    2. 「たかたのゆめ」の取り組み (14:35~14:55)

      陸前高田市農林課 課長補佐兼たかたのゆめ係長 村上 聡

  4. 先端技術シーズの紹介 (15:10~16:30)
    1. 岩手県沿岸における水稲の省力・低コスト栽培技術

      岩手県農業研究センター上席専門研究員 吉田 宏

    2. 岩手県沿岸における低アミロース米品種の高品質栽培技術

      岩手県農業研究センター主任専門研究員 小舘琢磨

    3. 業務・加工用水稲品種の加工特性

      農研機構食品研究部門食品製造工学ユニット長 岡留博司

    4. 農産物加工品の開発と販売戦略

      農研機構東北農業研究センター研究員 安江紘幸

  5. 総合討論 (16:30~17:00)
  6. 閉会 (17:00)

主催

農研機構東北農業研究センター

参集範囲

生産者、行政・普及関係者、農林水産省、プロジェクト研究担当者等、どなたでも参加できます。

参加費

無料

定員

30名 (申込先着順)

取材申込

準備の都合上、参加申込書 (本ページよりダウンロード) に記入のうえ、2月16日 (金曜日) までに、ファックスまたは電子メールで、事務局へお申し込みください。

事務局

農研機構東北農業研究センター 生産基盤研究領域 安江 紘幸

ファックス : 019-641-7794 電話 : 019-643-3494
電子メール: yasue555@@affrc.go.jp

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