ポイント
- 「攻めの農林水産業の実現に向けた革新的技術緊急展開事業(うち産学の英知を結集した革新的な技術体系の確立)」において、マルドリ方式・ICTなどを活用した省力的な高品質カンキツ生産技術体系とその実現のための園地整備技術の実証研究を展開しています。
- その研究内容を紹介して広く英知を集め、技術開発の推進と普及促進を図るため、三重県紀南地域において標記フォーラムを開催します。
- 本フォーラムには関係者、生産者をはじめ、どなたでもご参加いただけます。
概要
カンキツ作は、水はけが良い傾斜地において高品質な果実が生産でき、我が国の立地を有効活用できる重要な作物です。しかし、果樹農家の高齢化等の社会構造の変化により、新たな担い手の確保や経営規模を拡大する必要があり、また国際的な競争の下でその持続的な発展を図るために、収益性の向上を実現することが喫緊の課題となっています。
そこで、「攻めの農林水産業の実現に向けた革新的技術緊急展開事業(うち産学の英知を結集した革新的な技術体系の確立)」において、軽労化と高品質生産を両立させる傾斜地園地整備技術や栽培環境に対応した高品質カンキツ生産技術体系を確立するための実証研究を展開しています。特に、三重県紀南地域においては、極早生ウンシュウミカンを対象として、マルドリ方式やICTによる情報共有技術を活用した技術体系の確立を目指した大規模な実証を進めています。
この度、その三重県紀南地域における実証研究の内容とともに、産地力向上を目指した地域の先進的な取り組みを紹介し、広く英知を集め、全国の取り組みの推進を図るため、下記のとおり公開フォーラムを開催します。
報道関係各位におかれましては、本フォーラムの開催を広くご案内いただきますとともに、当日ご参加の上、紙面、番組等でご紹介いただければ幸いです。
記
日 時: 平成26年8月29日(金曜日)12時30分～17時30分
場 所: 「みどりや」 三重県熊野市井戸町703-5 Tel.0597-89-0120
JR紀勢本線 熊野市駅の北側(改札口より左へ歩道橋渡ってすぐ前)
