刊行物

CSA(地域支援型農業)導入の手引き


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カテゴリ
技術紹介パンフレット
技術紹介パンフレット
農村・経営
タイトル
CSA(地域支援型農業)導入の手引き
発行年月日
2016年3月31日
概要

我が国では、生産者の高齢化が進み、農業に多様な人材の参加が求められています。こうしたなか、生産者と消費者が連携し、多様な人材の参加によって実現される新たな農業のモデルとして、CSA(Community Supported Agriculture)が注目されています。
CSAは、生産者と消費者が連携し、前払いによる農産物の契約を通じて相互に支え合う仕組みです。CSAはアメリカで1980 年代に最初に始まったとされ、現在では欧米を中心に世界的な拡がりをみせています。
CSAは農作業や出荷作業などの農場運営に消費者が参加する特徴をもち、生産者と消費者が経営リスクを共有し、信頼に基づく対等な関係によって成立します。CSAはコミュニティ形成や有機農業の振興など、地域への多様な効果をもたらす新たな農業モデルとして注目されています。
本資料は、CSAの概念やその導入に関わる技術的知見をとりまとめたものです。神奈川県大和市の「なないろ畑農場」、茨城県つくば市の「飯野農園」を始めとする、国内外のCSAの事例を紹介するとともに、我が国においてCSAに対する理解を深め、CSAが地域に与える効果や普及に必要な知見をとりまとめました。