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カテゴリ

園芸・茶

技術紹介パンフレット

タイトル

企業による直売型果樹園経営におけるスマート農業生産体系の実証

発行年月日

2021年3月31日

概要

我が国の果樹生産では十分な労働力の確保が困難となってきていることが指摘されており、このような状況のなかで果樹生産を維持・拡大していくためには規模拡大と法人化等による企業経営が有効と考えられます。企業経営による果樹生産では、経営体の収益性を確保することが極めて重要となります。収益性を確保するためには、単位面積あたりの収量や単位収量当たりの単価を上げ、経費を下げる必要があります。これらのために期待されているのがスマート農業です。
そこでスマート農業実証プロジェクト「企業による直売型果樹園経営におけるスマート農業生産体系の実証」(2019、2020年度)において、省力樹形のリンゴ・ニホンナシ・ブドウを対象にスマート農機やICT生育予測技術を導入し、これらの最適な活用方法やメリットを明らかにすることを目的として実証試験に取り組みました。
本技術事例集では2年間の実証試験を通して明らかにされた、スマート農機活用による生産管理の効率化や省力効果、収益に及ぼす影響、開発したICT生育予測技術等について紹介します。