畜wA01:(有)エスエルシー(北海道別海町)


実証参加教育機関
北海道中標津農業高等学校
北海道別海高等学校
北海道標茶高等学校
実証課題名
オールICTシステムファームにおける労働力不足解消技術体系の実証
経営概要
516頭(経産297頭、哺乳49頭)うち実証頭数488頭(経産297頭、哺乳49頭)

導入技

繁殖・分娩・給餌・哺育作業時間30%削減

実証成果の概要

  • 〇オールICTシステム導入により、作業時間の削減を達成
  •   ・繁殖 -50% ・分娩監視 -53% ・BCS測定・給餌 -91% ・哺乳・子牛健康管理 -35%

導入技術の効果

人材育成の効果(参加した学生の声)

  • オールICTシステムの現地講習会に、北海道中標津農業高等学校、北海道別海高等学校、北海道標茶高等学校の学生14名が参加し、実際に機械を見ることで理解が深まった。
  • 大規模農家や機械そのものに驚いた(生徒)。ICT技術がどのように活用されているかについて、実際に機械を見ることにより理解が深められた(生徒)。ICT技術そのものに関心が高まり、生徒の勤労観にも影響があったようだ(教員)。

今後の課題・展望

  • オールICTシステム機器を安定的に稼働させるための管理する人材の育成や体制を整備していきたい。
  • 乳量や繁殖成績などの経営指標について継続的にモニタリングし、オールICTシステムによる省力化以外の効果についても検証を進めていきたい。
問い合わせ先

東京理科大学 研究戦略・産学連携センター

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キーワード

発情等検知、分娩作業・哺乳育成作業、酪農