果wG05:(公財)三原村農業公社(高知県三原村)


実証参加教育機関
高知県立幡多農業高等学校
実証課題名
ユズの大規模生産におけるスマート農業を活用した労働力不足解消実証
経営概要
34.8ha(ユズ 34.8ha) うち実証面積:ユズ34.8ha

導入技

①リモコン式自走導入技術 ②経営・ほ場管理システム(アグリノート)

  • リモコン式自走草刈機により年間草刈作業時間を31%(126時間/ha→87時間/ha)削減
  • 経営・ほ場管理システムを活用した労務管理の適正化等により年間園地管理作業時間を2%短縮
  • これらにより経営全体の年間管理作業時間を7%削減

実証成果の概要

  • リモコン式自走草刈機による年間草刈所要時間の45%(126時間/ha→69.5時間/ha)削減と、経営・ほ場管理シ ステムを活用した労務管理の適正化等で年間園地管理作業時間を1%短縮し、経営全体の作業時間を8%削減し、 感染症の拡大に伴う労働力不足を解消。

導入技術の効果

人材育成の効果(参加した学生の声)

  • 農業高校の生徒28名に対し、リモコン式自走草刈機の実習やスマート農業に関する講習会などを実施。
  • 実習を通じ、参加した生徒からは、利用効果や更なる作業効率向上策についての提案が出された。

今後の課題・展望

  • 労働時間の削減については、リモコン式自走草刈機の活用場面や作業体系の改良をすすめ、更なる作業時間の短縮を目指す。
  • 経営・ほ場管理システムを活用した作業進捗状況の「見える化」を進め、労務管理の効率化や移動経路の短縮化による作業時間の削減を図り、コスト低減に繋げる。
問い合わせ先

三原村役場 農林業建設課

E-mail:

>
関連リンク
キーワード

遠隔操作草刈機、リモコン草刈機、営農管理システム、ゆず