露wB01:(株)吉野家ファーム福島(福島県白河市)
実証参加教育機関
福島県立修明高等学校、福島県農業総合センター農業短期大学校
実証課題名
スマート農業機械化体系による大規模露地野菜の労働力削減の実証
経営概要
46ha(水稲35ha、キャベツ4ha、白菜5ha)うち実証面積:キャベツ4ha
導入技術
①直進オートトラクタ②ICTキャベツ収穫機③リモコン式草刈機④農薬散布用ドローン⑤自動播種機
目標
労働時間30%削減、ICTなどを活用した自動操舵型農機等により、所要労働人数の削減
実証成果の概要
- 直進オートトラクタ、ICT付キャベツ収穫機、リモコン式草刈機、農薬散布ドローン、全自動播種機等により、キャベツの作期全体の労働時間を約30%削減(30時間/10a→20時間/10a)、 人数を約25%削減(13人/10a →10人/10a )し、感染症の拡大に伴う労働力不足を解消。
導入技術の効果
人材育成の効果(参加した学生の声)
- 農業系短大と高校の学生23名に対し、直進オートトラクタ等を用いて生産現場での実習を5回行った結果、これらのスマート農機を導入した生産者と同等程度の作業能率を実現。
- 農業高校のインターンシップ活動で、今回初めて学生8名が吉野家ファーム福島を選択し、3日間農機類の操作を含め体験実施。
- 現場実習に参画した短大生2名を、新規雇用として採用。
今後の課題・展望
- キャベツ収穫作業の操作技術をマスターし、効率化を行うことにより、更なる労働時間の削減を目指す。
- 販路を拡大し、自社及び近隣市町村の農家とシェアリングすることで、スマート農機の稼働率を上げ実質的なコスト低減に繋げる。
問い合わせ先
吉野家ファーム福島 電話(0248)33-1510
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キーワード
トラクタ(自動操舵システム)、ロボトラ、自動操舵トラクタ、畝立て、自動運転、自動航行、全自動野菜播種機、遠隔操作草刈り機、ラジコン草刈機、リモコン草刈機、遠隔操作草刈機、除草、防除、農薬散布ドローン、収穫機、水管理システム、営農管理システム、栽培管理システム、キャベツ、ハクサイ、野菜(茎葉菜類)