露wD05:(株)グリーンフィールド(長野県佐久市)
実証参加教育機関
長野県立佐久平総合技術高等学校
長野県農業大学校
長野県農業大学校
実証課題名
中山間地域におけるキャベツ収穫機械化体系の実証
経営概要
17ha(キャベツ:9ha、白菜:0.5ha、非結球レタス他:7.5ha)うち実証面積 キャベツ:4ha
導入技術
①キャベツ収穫機 ②GPSロガー(効率的運用の検証)
目標
収穫機の活用および効率的な運用方法の検討により、労働生産性を20%向上する。
実証成果の概要
- 収穫機利用技術体系の確立に向け、データの収集及び解析を行い、収穫機導入により労働生産性が約44.4%向上すること、従業員の身体負荷軽減が図られることを明らかにした。
導入技術の効果
人材育成の効果(参加した学生の声)
- 農業高校生26名、農業大学生13名のほか、JA技術員、県普及員33名対し、キャベツ機械化一貫体系に関する講習会および実習を実施。
- 実際に機械操作や収穫機での収穫体験を通じて、新しい農業手法に触れた結果、参加した学生から実際に就職希望相談があるなど、就農意欲が高まった。
今後の課題・展望
- 収穫ロスを減らすため、機械に合わせた品種や栽植密度の見直し、生育を揃えるための栽培技術の改善。
- 圃場間移動の効率化。
- 顧客要望に基づく出荷容器別の運用検討。
- 遊休地を受け入れる体制を強化し、地域の農業維持発展に繋げたい。
問い合わせ先
JA全農長野 生産振興課
E-mail:
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キーワード
収穫機、GPSロガー、測位、位置情報、データ、キャベツ、野菜(茎葉菜類)