露wE06:(株)エスタンシア(岐阜県郡上市)
実証参加教育機関
岐阜県農業大学校
実証課題名
夏だいこん産地における労働力不足解消に向けたスマート農業技術を活用した地域雇用創出モデルの実証
経営概要
19.4ha(うち、夏だいこん17ha、にんじん2.4ha) うち実証面積:夏だいこん17ha
導入技術
①自動運転トラクタ ②直進アシスト機能付きトラクタ+GPS車速連動施肥機 ③自動操舵システム+
車速連動散布装置付乗用管理機 ④リモコン式草刈機 ⑤アシストスーツ ⑥畑地センサ
目標
作業効率向上(全体作業時間 8%軽減)、スマート農業技術を活用した地域雇用創出モデルの構築
実証成果の概要
- 自動運転トラクタ、直進アシストトラクタ、 GPS搭載乗用管理機、リモコン式草刈機などのスマート農機によって、夏だいこんの作業時間を慣行の1割~2割を削減、 県モデル指標と比較して、全体で約3割低減
- 新型コロナウイルス感染症拡大の影響で技能実習生が3名減少したが、新たに4名(うち女性2名)の常時雇用者を採用しスマート農機を活用することで機械作業ができる人材として育成
導入技術の効果
人材育成の効果(参加した学生の声)
- 実証プロジェクトの取り組み動画をYouTubeにより配信し、農業大学校生を対象にサテライト学習を実施
- 県農業大学校への自動操舵トラクタとリモコン式草刈機の導入や実証でのスマート農機の操作体験により、54名の学生が基礎知識から就農に向けた実践的な技術まで習得
- 農業大学校生からは、自動運転トラクターは担い手不足対策や生産性向上に期待ができるとの感想が聞かれた。
今後の課題・展望
- 異なるメーカー間のスマート農機と営農管理システムにおいて、作業記録等が自動連携できるようデータの汎用化を高める必要がある。
- 今後、地元JAや市など関係機関とともに「ひるがの高原だいこんスマート農業研究会(仮称)」を組織し、今回の実証プロジェクトを継承する形で、 さらにデータ収集と効果の検証を進め現場への普及を目指す。
問い合わせ先
岐阜県農政部農政課
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キーワード
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