露wF07:(株)パソナ農援隊(兵庫県淡路市)


実証参加教育機関
兵庫県立淡路高等学校
兵庫県立農業大学校
実証課題名
"有機×スマート"労働力不足を解消するスマートオーガニック・スマートファームの実証
経営概要
6ha(栽培面積3ha) うち実証面積:玉ねぎ1.5ha、ホウレン草7.5a

導入技

①記帳の電子化 ②自動除草ロボット ③見回りセンサー ④簡易・迅速土壌分析装置 ⑤アシストスーツ

実証成果の概要

  • 「見回り・管理省力化」、「重量野菜の運搬」など、労働力削減に向けた主な実証項目は、目標を達成、もしくはほぼ達成しており、労働力削減とともに経費削減に効果があることが実証された。

導入技術の効果の一例

人材育成の効果(参加した学生の声)

  • 兵庫県立農業大学校の学生7名、淡路高校の学生27名に対し、たまねぎ機械化システム移植機を用いた機械植え付けの実践、自動除草ロボットの見学を行った。
  • 現場実習に参画した学生からは、たまねぎ機械化システム移植機、自動除草ロボットの導入効果に対する期待感や、営農、就農に繋がる可能性が窺えた。

今後の課題・展望

  • センサーで把握した気温、湿度、含水率、電気伝導率、地温のデータと、病虫害の状況を蓄積し、その相関関係を多変量解析により把握することで、病虫害の発生を事前に予測し、 農薬に頼らない物理的・生物的対策等につなげたい。
  • リアルタイム環境データ測定システムと連動した環境制御の必要性を認識。今後は、自動開閉や自動灌水のシステムなどを、ハウス栽培において導入することで、 労働負荷解消へとつながるものと展望している。また、簡易分析システムを利用した堆肥の成分の見える化などをすすめ、循環型農業の実践にもつなげていきたい。
問い合わせ先

株式会社NTTデータ経営研究所

E-mail:

>
関連リンク
キーワード

遠隔操作草刈機、リモコン草刈機、草刈り機、栽培環境センシング、栽培管理システム、土壌センサ、定植、ホウレンソウ、ほうれんそう