露wH09:(株)指宿やさいの王国(鹿児島県指宿市)
実証参加教育機関
鹿児島県立山川高等学校
実証課題名
キャベツの大規模栽培における先端技術を取り入れた施肥から収穫までの一体的省力化
経営概要
180ha(キャベツ70ha、レタス70ha、かんしょ等65ha)うち実証面積:キャベツ10ha
導入技術
①GPS車速連動型肥料散布機 ②キャベツ自動収穫機GPS付き
目標
施肥耕耘作業時間を約50%短縮。キャベツ収穫及び箱詰め作業にかかる時間を約25%短縮。
実証成果の概要
- 施肥耕耘作業において、施肥にかかる労働時間を72%の大幅削減。慣行において、追肥をしない場合であっても43%削減することが可能。キャベツ収穫作業については、労働時間を41%削減。
導入技術の効果
人材育成の効果(参加した学生の声)
- 農業高校の学生33名に対し、スマート農業の室内講義や生産現場での実習を2回行った結果、7割以上の生徒がスマート農業への興味が高まったと回答した。
- 手収穫と機械収穫のどちらも体験してもらい、学生からは、少人数で行なえる収穫機は良いが、一斉収穫なので小さな野菜まで収穫してしまうデメリットもある。などの感想を得た。
今後の課題・展望
- 収穫機作業の効率化のために欠かせない、均一な苗作りを目指し、さらなる労働時間の削減を図る。
- 近隣農家にも使用してもらうことで、スマート農機の稼働率を上げ、実質的なコスト低減と普及に繋げる。
問い合わせ先
株式会社指宿やさいの王国
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