果wG05:(公財)三原村農業公社(高知県三原村)

実証品目:ユズ | 実証面積:34.8ha

実証課題名
ユズの大規模生産におけるスマート農業を活用した労働力不足解消実証
構成員
(公財)三原村農業公社、高知県幡多農業振興センター、三原村、高知県農業技術センター果樹試験場、(株)NTTドコモ四国支社、幡多農業高等学校

背景・課題

  • (公財)三原村農業公社は水田転換畑を活用したユズの大規模経営を実施
  • 年間3,000時間以上の臨時作業員を雇用してきたが、雇用の確保が困難になってきており、作業時間の短縮が必要。

本プロジェクトへの想い

中山間地域である三原村において、果樹の中でも寒さに強いユズ栽培は非常に適した環境であり、果皮が奇麗で高品質なユズ玉が収穫できている。
一方で、過疎化や高齢化による農業人口の減少が大きな問題となっている。
本事業を活用し、ほ場毎の育成状況を考慮し、効率よく肥培管理を行なっていけるような管理システムを構築する。
また、重労働である草刈りを機械化し、労働力を抑えた管理技術を培う事により、魅力ある農業の実践を目指し、U・Iターン者を中心とした後継者の育成に繋げていく。

農業高校、農業大学校等との連携による人材育成

  • 幡多農業高校園芸システム科の生徒を対象に実施
    • 講習会➀: スマート農業全般
    • 講習会➁: リモコン式自走草刈機の操作方法
    • 実習: リモコン式自走草刈機の操作方法の習熟

目標

  • 草刈時間の短縮 :126hr/ha → 87hr/ha
  • 経営・ほ場管理システムの導入による作業時間の短縮 :2%(622hr)短縮

実証する技術体系の概要

➀リモコン式自走草刈機 ➁経営・ほ場管理システム(アグリノート)

問い合わせ先

実証代表
(公財)三原村農業公社

E-mail:

視察等の受入について
連絡先:三原村農林業建設課

E-mail:

キーワード

遠隔操作草刈機、リモコン草刈機、営農管理システム、ゆず