露wC03:JAとぴあ浜松(静岡県浜松市)

実証品目:水稲・キャベツ | 実証面積:5ha

実証課題名
AIを用いたキャベツ自動収穫ロボットの実証
構成員
静岡県、JAとぴあ浜松、ヤンマーアグリ(株)、(株)デンソー、静岡県立農林大学校

背景・課題

キャベツ生産において、収穫時期には多くの労働力が必要であり、労働力が不足すると収穫適期に収穫することが出来なくなる。労働力不足解消のために、収穫機の導入が考えられるが、キャベツ収穫機の操縦には習熟が必要であり、また外葉調製や選別、コンテナへのキャベツ収納を行うには、複数の作業員が必要で、作業員の確保は難しい状況である。

本プロジェクトへの想い

労働力不足は農業に限ったことではないが、新規就農者を増やすためにも、労働負荷低減は必須の事項である。現在、AI(人工知能)を始めとする技術が急速に進展し、センサや装置類の価格も低下、従来は不可能と思われていた人間の作業の代わりがそのままではないが、可能になってきている。本プロジェクトで利用するキャベツ自動収穫機は、AIプロと呼ばれるプロジェクトにより開発したもので、栽培面積の拡大により、経営体の利益向上に役立つものである。このような技術を理解・利用する人材が増え、将来の農業を担っていただけることを切に願っている。

農業高校、農業大学校等との連携による人材育成

AIを含むロボティクス技術の基本的理解、実証するスマート農業技術の具体的内容の理解、導入する機械や技術による圃場条件等(大きさ、形状、枕地等)による効率化の差異の理解を通し、また実機を用いて作業することによる体感的理解を通し、深く学ぶ。

目標

キャベツ収穫において、労働力を70%以上削減する。

実証する技術体系の概要

➀AIキャベツ自動収穫機 ➁コンテナ自動運搬車 ➂コンテナ自動交換

問い合わせ先

実証代表
東京大学 深尾 隆則

E-mail:

視察等の受入について
東京大学 深尾 隆則

E-mail:

キーワード

自動運搬装置