露wD05:(株)グリーンフィールド(長野県佐久市)

実証品目:水稲・キャベツ | 実証面積:4.0ha

実証課題名
中山間地域におけるキャベツ収穫機械化体系の実証
構成員
(一社)長野県農協地域開発機構、全国農業協同組合連合会長野県本部、(株)関東甲信クボタ、(株)クボタ、クボタアグリサービス(株)、長野県農政部、長野県野菜花き試験場、長野県農業試験場、(株)グリーンフィールド、長野県農業大学校、長野県佐久平総合技術高等学校

背景・課題

高齢化と後継者不足から、遊休農地が増加し(株)グリーンフィールドが地域の農地を請け負い荒廃地化に歯止めをかけている。今年はキャベツ面積を3ha増やしたが、外国人研修生受入れが叶わず、代わりの従業員の確保も目途が立たない状況であった。

本プロジェクトへの想い

今後も雇用情勢の不安定さが予想される中、更に請負を依頼される面積は拡大することが見込まれる。
慢性的な労働力不足の中で、収穫機活用による労働生産性の向上は生産量を維持拡大する手段としてますます重要と考える。
農業大学校、農業高校生が実際のスマート農業、機械化一貫体系に触れる絶好の機会となり、現場研修を通じ更に農業生産への理解が深まり地域農業の後継者として活躍することを期待します。

大学農学部・農業大学校等との連携による人材育成

キャベツ収穫機の実習に併せ、定植作業~栽培管理~収穫作業までの機械化一貫作業を組み合わせた技術体系について実際の圃場にて講習会形式の実習を行う。各種機械の操作説明をクボタに依頼し、農大生には実際に学生が体験しながら技術習得できる場を提供し、高校生には最新技術の実演を通じた学習の場を提供する。また、現場実習の様子を撮影し、通常授業の中で活用し、スマート農業に対する理解度を深める。

目標

  • 現状の手収穫と比較し20%の労働生産性の向上を目指す。
  • 容器は顧客要望に応じてプラスチックコンテナを用いた利用を検討する

実証する技術体系の概要

➀キャベツ収穫機

問い合わせ先

実証代表
一般社団法人長野県農協地域開発機構 地域開発部

E-mail:

視察等の受入について
JA全農長野 生産振興課 小林

E-mail:


(視察希望等:作業状況等により相談調整の可能性あります)
キーワード

キャベツ自動収穫機