みどりの技術カタログ
野菜作における可給態窒素レベルに応じた窒素施肥指針作成のための手引き
温室効果ガス
肥料
有機農業
| 作目 | 野菜 |
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| 技術の概要 |
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土壌の可給態窒素は、窒素肥沃度の指標と位置づけられており、適正な施肥を行うには、そのレベルに応じて窒素施肥量を加減する必要があるため、手引きを作成した。本手引きでは、各地域において畑土壌の可給態窒素レベルに応じた野菜の窒素施肥指針を作成するための考え方や手順を紹介している。 ![]() |
| 効果 |
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適正施肥により収益性向上土壌の可給態窒素レベルが高い場合には減肥により肥料費を削減。低い場合には有機物施用や増肥で収量・品質が向上。以上の結果、野菜生産者の収益性が向上。 環境保全に貢献適正な窒素施用量を把握し、過剰施肥を回避。温室効果ガスである一酸化二窒素発生や硝酸性窒素溶脱による地下水汚染を抑制。 土づくりにも活用有機野菜生産における有機物施用等の土づくりを適正化。 |
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| 導入の留意点 |
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| その他(価格帯,改良・普及状況,適応地域) |
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改良・普及の状況2019年に、5県で野菜畑の窒素適正施肥技術の普及に活用。さらに、2021年から8県で新たに現地実証試験を計画中。 可給態窒素簡易迅速測定法は、多くの県で採用され、さらなる改良法が提案されている。 |
| 関連情報 |
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野菜作における可給態窒素レベルに応じた窒素施肥指針作成のための手引き
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