みどりの技術カタログ

高能率キャベツ収穫機

その他
(労働生産性)
作目キャベツ
技術の概要

・加工・業務用キャベツの収穫・選別・調製作業を1台の機械により行う高能率キャベツ収穫機。

・1条の刈取部はキャベツ茎部をディスクで掴んで引抜き、ベルトで搬送・姿勢を補正して茎部を切断する。

・調製作業部では、機上の作業者がコンベアを流れるキャベツの選別・調製を行い、収容コンテナに収める。

・作業は、オペレータ1名、作業者2名~4名、ローダ等のオペレータ1名の4名~6名で行う。

効果

加工・業務用キャベツ収穫の機械化

慣行のキャベツ生産労働時間(87hr/10a)の3割を占めていた収穫作業の機械化を達成。

収穫作業の高精度・高能率化

外葉除去等の調製作業精度 90%以上、コンテナ収容を含む作業能率 2.9a/時、投下労働時間 17.4人・時/10a、慣行手作業の作業時間を40%以上削減。

導入の留意点
  • 加工・業務用キャベツの収穫・調製・収容作業に

    1畝1条栽培の畝幅60cm以上、畝高さ20cm以下の栽培条件に対応。収穫時作業速度は概ね0.15m/s~0.20m/s。

その他(価格帯,改良・普及状況,適応地域)

価格帯

1,200万円(税込、40PSタイプ)

普及の状況

2014年から市販化、全国の大規模産地を中心に産地に170台が導入・普及。

関連情報

・緊プロ農機優良導入事例
・メーカーホームページ

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