みどりの技術カタログ

トルコギキョウの低コスト冬季計画生産技術

温室効果ガス
作目トルコギキョウ
技術の概要

慣行よりも生育を進めた大苗を定植し、生育初期に重点施肥し、長日処理を行って花芽分化と蕾の発達を促進し、慣行よりも高い30°C目標の昼温と低い10°C設定の暖房によって、生育を促進してブラスチング※を抑制し、冬春季(1-3月)に計画生産を可能にする栽培体系。

効果

冬春季(1-3月)の安定生産と計画的な出荷が可能

花芽分化と開花促進効果および温度管理によって目標時期に収穫できる。

生産コストの低減

慣行より高昼温低夜温とする温度管理で暖房コストを約50%削減。在圃期間の短縮と暖房コストの削減によって生産コストを大幅に低減できる。

導入の留意点
  • 基本マニュアルを踏まえたうえで、目標品質や立地環境に合わせて栽培体系を調整して適用
その他(価格帯,改良・普及状況,適応地域)

改良の状況

高昼温管理に二酸化炭素施用を組み合わせることにより切り花品質と収益が向上する技術が開発、実証されている

適応地域

関東以西の冬季(11~1月)の日照時間が350時間以上の地域

関連情報

トルコギキョウの低コスト冬季計画生産の考え方と基本マニュアル(確定版)

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