みどりの技術カタログ

高速作業が可能な不耕起対応播種機

温室効果ガス
その他
(脱輸入)
作目飼料用トウモロコシ、ソルガム、大豆
技術の概要

高速高精度で不耕起播種が可能な飼料用トウモロコシ、ソルガム、大豆用の播種機を開発した。 高速でも種子を1粒ずつ、分離・放出する新開発のダブル播種プレート式種子繰出装置と、残渣を切断し硬いほ場にも作用するシングルコールタの溝切り機構を採用している。 不耕起播種は耕うん整地作業を省略することが可能なため、播種時期(耕耘・施肥・播種)の作業時間と燃料を大幅に節約できる。

効果

播種時期の作業時間を大幅に短縮

耕うん整地作業を省略できるため、作業時間を約6割短縮できる。播種精度は真空播種機と概ね同等。

播種時期のCO2排出量を削減

播種時期の燃料消費(CO2排出量)を約7割削減可能。

飼料用トウモロコシの二期作が普及

播種時期の作業時間が大幅に短縮されるため、飼料用トウモロコシの二期作の限界地帯(例えば関東中部温暖地)などでの二期作の普及が期待される。

導入の留意点
  • 適合する播種プレートの装着等

    種子の種類・大きさに適合する播種プレートを選定・装着する。石があるほ場では作業速度を遅くする。

    円滑な不耕起播種作業には、事前に残渣の収集が必要となる場合がある。

その他(価格帯,改良・普及状況,適応地域)

価格帯(税別)

2条仕様、肥料ホッパ無し130万円

2条仕様、肥料ホッパ付き200万円

4条仕様、肥料ホッパ無し250万円

4条仕様、肥料ホッパ付き320万円

改良

大豆1粒用、2粒用の播種プレートを追加ラインナップ

関連情報

不耕起対応播種機 製品ページ
最新農業技術・品種「イタリアンライグラス跡地における飼料用トウモロコシの不耕起播種技術」

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