下5H4リ:下水汚泥資源の活用促進に係るMAP混合液肥の製造利用技術に関する実証

実証課題名
下水汚泥資源の活用促進に係るMAP混合液肥の製造利用技術に関する実証(R5~R7)
構成員
九州大学大学院農学研究院、日田市農林振興部、日田市上下水道局、福岡市道路下水道局、大分県西部振興局、大分県農林水産研究指導センター農業研究部、 静岡県立大学、大分県農業協同組合西部営農経済センター、(有)環境ビジネスソリューション、(株)石橋アグリビジネス、生産者
汚泥肥料を製造・流通する事業者
日田市浄化センター(大分県日田市)

【背景・課題】

下水道資源由来の再生リンは、粒状のMAP(リン酸マグネシウムアンモニウム)として回収され、肥料原料用に取引されているが、その製造コストはかなり高い。他方、MAPを粒状ではなく、液状で利用するならば粒状化装置の建設とそのランニングコストが削減される分だけ製造コストは安価になり、再生リンの回収・利用の拡大が期待される。そこで、本事業では、粒状MAPの液肥化を含め、液肥化再生リンとメタン発酵消化液由来の濃縮バイオ液肥(Bio-CLF)を混合して利用するための技術開発を行うものである。

問い合わせ先

実証代表
九州大学大学院農学研究院教授 矢部 光保
視察等の受入について
長野哲夫(日田市上下水道局施設工務課施設係)
(Tel:0973-24-3350 )