

下5H5コ:焼酎粕と組み合わせた新下水汚泥肥料の安定生産技術の開発及び実証
実証課題名
焼酎粕と組み合わせた新下水汚泥肥料の安定生産技術の開発及び実証(R5~R7)
構成員
農研機構(九州沖縄農業研究センター、農業環境研究部門)、鹿児島市水道局、(株)三州衛生公社、鹿児島県農業開発総合センター、
霧島市上下水道部、ヘンタ製茶(有)、鹿児島工業高等専門学校、(株)日水コン、(株)海連
汚泥肥料を製造・流通する事業者
(株)三州衛生公社下水汚泥堆肥化場(鹿児島県湧水町)
鹿児島市水道局下水汚泥堆肥化場(鹿児島県鹿児島市)
鹿児島市水道局下水汚泥堆肥化場(鹿児島県鹿児島市)
【背景・課題】
市町村別全国一、年間約1万tの鹿児島市を始め、霧島市など鹿児島県内の自治体で下水汚泥肥料が大量生産されているが、農業利用は進んでいない。一方、鹿児島県は芋焼酎生産が盛んで、年間約20万tの焼酎粕が排出されるが、こちらも農業利用は進んでいない。そこで鹿児島特有の両未利用資源を混合、造粒し、農業利用に適した成分比でハンドリング性能の高い新下水汚泥肥料を開発する。 さらに県別生産量全国1位のかんしょ、2位の茶、温暖な気候を活かした多様な園芸作物の栽培での施用法を開発し、全県レベルでの循環モデル構築を目指す。

問い合わせ先
実証代表
農研機構九州沖縄農業研究センター 新美洋
視察等の受入について
鹿児島工業高等専門学校 山内正仁