施C02 トマトパーク(栃木県下野市)

実証課題名
施設園芸コンテンツ連携によるトマトのスマート一貫体系の実証
経営概要
1.93ha うち実証面積:0.85ha

導入技

①改良版クラウドサービス、②光合成量推定ソフト、③収量予測ソフト、④病害虫発生予測、⑤環境多点計測によるムラ改善、⑥環境制御機器IoT化、⑦作業・安全管理記録、⑧青果物流通、⑨需要予測、⑩経営分析・改善、⑪燃油残量可視化、⑫AI解析

  • 環境、生育、作業、流通、経営等を可視化するクラウドコンテンツを導入、コン テンツ及びデータ連携による相乗効果を図る。
    収量の10%増加、秀品率の5%増加、販売単価の20%向上、労働時間の約3%削減及び生産コストの3%削減

目標に対する達成状況

  • 取り組み項目12項目は、順次、クラウド上で公開、2021年10月ごろまでに8項目公開または実装予定。
  • 収量は、2017年53t/10aに対し、2019年は66/t10a(いずれの年も補光利用)、20%以上増加した。
  • 総労働時間は、2017年32,561時間に対し、2019年24,182時間、25.7%削減した。

導入技術の効果

クラウドサービス改良

  • クラウドサービス 2018年8月公開
    2020年2月改良版公開

収量予測

  • 収量予測 2019年9月公開
    2020年10月改良版限定公開

需要予測

  • 気象が消費活動に与える影響を予測
    2019年12月公開

会計

  • 会計ソフトとの連携
    2019年11月公開

燃油残量可視化

  • タンク内の残油量がどこからでも容易に把握
    2020年10月公開

事業終了後の普及のための取組

これまで公開見学会、セミナー、web成果報告会など2,000名以上にご紹介、本実証紹介動画を農研機構及び誠和HPで公開(2019、2020年それぞれ作製)し、アクセス回数7,800回以上しており、引き続き普及に取り組む。

  • ユーザの声をもとに、順次改良を行い、使いやすく、生産性を向上しやすいコンテンツにしていく。
  • 取り組み12項目の残り3つも来年度中に公開予定。
  • セミナー、講演会やイベントなど積極的に参加し、取り組み内容を紹介し、プロファインダークラウドを通じて利用拡大を図る。
二次元バーコード
問い合わせ先

施設園芸コンソーシアム事務局

E-mail:

関連リンク
キーワード

管理作業、摘葉ロボット、防除、軽労化、統合環境制御(ハウス)、石油残量の可視化ソフト、環境計測、バックオフィス業務、ウェアラブルデバイス、ウエアラブル端末、スマートウォッチ、データ管理、労務管理、スケジュール最適化、営農管理システム、経営(経理)管理システム、生産管理クラウド、流通管理システム、収量予測システム、出荷予測システム、出荷量予測システム、生育・収量の予測システム、生育・収量等予測システム、生育予測システム、病害虫発生予測システム、施設園芸、トマト、野菜(果菜類)