施H04 (株)RUSH FARMほか(福岡県小郡市、久留米市、大刀洗町)

実証課題名
水田地帯におけるAIとIoTを活用した葉菜類大規模経営の実証
経営概要
実証面積13ha(ミズナ、チンゲンサイ、ネギ、コマツナ、ホウレンソウ)
(株)RUSH FARM:2.5ha (有)大坪物産:3.5ha ベジハート(株):7ha

導入技

①生産管理クラウドサービス「AICA」、②細霧システム「クールミスティHA2型」、③機械化による露地ホウレンソウの作業効率化

  • 作業効率化による従業員一人当たりの年間労働時間20%削減、IoTなどを活用し収量10%向上

目標に対する達成状況

  • 生産管理クラウドサービス「AICA」によるほ場での記録と情報共有により、総労働時間を20%削減
  • 細霧システム「クールミスティHA2型」により、農薬散布作業時間を40%削減
  • ホウレンソウの掘取機により、収穫作業時間を50%削減。調製機・包装機により、経験による作業時間の差を解消
  • 年間総収量は、過去3年平均と比較し増加

導入技術の効果

生産管理クラウドサービス「AICA」

  • 1項目当たりの記帳時間を約100秒削減
  • 記帳のための事務所への移動時間を50分/日・人削減
  • 情報共有にかかる時間を25分/日・人削減

細霧システム「クールミスティHA2型」

  • 農薬を準備し散布を終え片付けるまでの時間を18分/10a短縮
  • 散布の完全自動化により、作業者の農薬曝露を低減

ホウレンソウ掘取機・調製機・包装機

  • 収穫作業時間は、掘取機により1.7時間/100kg削減
  • 調製・包装作業時間は、慣行体系と同等の5.6時間/100kg
  • 機械の使用により、熟練者と未熟練者の作業量を平準化

収量

  • 豪雨災害の影響により作付けできない期間があったが、慣行体系より1年間の総収量は増加

事業終了後の普及のための取組

  • JAや市町村等を通じ、地域の農家への技術の共有と普及を行う。
  • 関係機関と連携し視察受入や講師として実証内容の説明を行い、県内外への情報発信を行う。
問い合わせ先

(株)RUSH FARM

E-mail:

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キーワード

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