大D10 (株)白銀カルチャー(新潟県新潟市)
実証課題名
大規模水田輪作(水稲・大豆)における園芸作物(枝豆)導入に向けたスマート農業一貫体系の実証
構成員
新潟市農林水産部ニューフードバレー特区課(代表機関)、農研機構中央農業研究センター、農研機構農村工学研究部門、新潟県農業総合研究所作物研究センター、新潟県新潟地域振興局農林振興部新潟農業普及指導センター、(株)クボタ、クボタアグリサービス(株)、(株)新潟クボタ、積水化学工業(株)、(株)NTTドコモ、(株)白銀カルチャー(生産者)
背景・課題
- 新潟市は全国第1位の水田耕地面積を誇るが、少子高齢化に伴う農業就業人口の減少、離農に伴う農地引き受け、次世代後継者への知見や技術の伝承など、様々な課題を抱えている。
- また、新潟市は農業産出額の過半をコメの売上が占めているが、主食用米の需要減少が避けられない中、コメの収穫量や品質、販売価格などの変動が農業所得を大きく左右する要因になっている。
本実証プロジェクトにかける想い
コメ偏重からの脱却に向けて、大規模水田輪作(水稲・大豆)のスマート化による大規模化・低コスト化・省力化を図るとともに、省力化により生まれた余剰労力を収益性の高い園芸作物(枝豆)の導入に振り向けることで、農業経営の安定化や所得向上に取り組み、"儲かる農業"を実証していきます。
目標
- 水稲における労働時間の削減
- 大豆における労働時間の削減
- 枝豆の作付面積及び売上高の増加