5GC02:JAフルーツ山梨【山梨・山梨市】

実証課題名
高品質シャインマスカット生産のための匠の技の「見える化」技術の開発・実証
経営概要
0.6ha(ブドウ) うち実証面積:ぶどう0.4ha

導入技

①スマートグラス、②ドローン(生育診断)、③気象センサー、④営農管理システム、⑤無人除草機、⑥無人SS

  • 匠と同等な高品質果実生産 ・房づくり・摘粒等作業時間55%程度削減
  • 除草時間 75%削減
  • 防除時間 80%削減

目標に対する達成状況

  • 匠の技の伝承技術の開発(ローカル5G通信環境下でAI、ARを活用したソリューション)
    • AIの検出精度95%を目標に、房づくり96%、摘粒92%、収穫83%であったが十分な成果を確認した。
    • 秀品率では匠62%、初心者平均70% となっており匠を上回る品質を収めた。
    • 作業時間では初心者が匠とほぼ同等になり、初心者の作業時間が55~40%削減することを確認した。(200~150h/10a → 90h)
  • 除草時間 : 目標である75%削減を達成 (16h/10a → 4h)
  • 防除時間 : 無人SSではボルドー液散布に対応できないため、45%の削減にとどまった。 (11h/10a → 6h)

導入技術の効果

匠の技見える化実証①

  • シャインマスカット房づくりソリューション

匠の技見える化実証②

  • シャインマスカット摘粒ソリューション

匠の技見える化実証③

  • シャインマスカット適期収穫ソリューション

無人草刈り機・無人防除機

事業終了後の普及のための取組

  • 匠の技の伝承技術を中心に、JAなどの指導機関や農業教育機関、大規模法人など、新規就農者の育成や雇用労働力の活用を必要とする者が利用しやすいパッケージとして、教育用サービス環境の構築を行うことにより普及を図る。
  • 通信環境を必要としないエッジ化や安価な4Gでも動作するサービス環境の構築を行うことにより普及を図る。
問い合わせ先

株式会社YSK e-com・ITソリューション事業本部第二ソリューション部

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関連リンク
キーワード

ドローン、リモートセンシング、遠隔操作草刈機、栽培環境センシング、営農管理システム、スマートグラス、ローカル5G、リモコン草刈機、草刈り機、摘粒、適期収穫、学習システム、技術伝承、AI、AR、環境計測、気象観測装置、スピードスプレイヤー、無人防除機、NDVI、ブドウ、ぶどう、シャインマスカット