事業概要

近年、技術発展の著しいロボット・AI・IoT等の先端技術について、生産現場に導入・実証することで「スマート農業」の社会実装を加速化。

スマート農業技術の開発・実証プロジェクト

【令和元年度補正予算額 7,150百万円】

対策のポイント

国際競争力の強化に向け、ロボット・AI・IoT等の先端技術を活用した「スマート農業」を現場に導入・実証し、経営効果を明らかにするとともに、スマート農業の最適な技術体系を検討し、情報提供を行うこと等により、スマート農業の社会実装を加速化します。

政策目標

農業の担い手のほぼ全てがデータを活用した農業を実践[2025年まで]

事業の内容

  • 1. スマート農業技術の開発・実証

    • 生産現場が抱える課題の解決に必要なロボット・AI・IoT等の先端技術を現場に導入・実証し、経営効果を明らかにします。
      この中で、優先採択枠を設定し、被災地の速やかな復興・再生や、中山間地等の条件不利地域の生産基盤を強化します。
      また、異業種やベンチャー等を含め、地域の多様な関係者が参画して、シェアリング・リース等のスマート農業技術の導入コスト低減を図る新サービスのモデル実証を行います。
    • 併せて、スマート農業と連携しつつ、栽培体系の高度化等を図るための生産・加工・流通関連技術の開発を支援します。
  • 2. 社会実装の加速化のための情報提供

    • 実証データや活動記録等を技術面・経営面から分析し、その結果を踏まえ、農業者が技術を導入する際の経営判断に資する情報提供や、スマート農業技術をより安価に提供する新サービスの創出を促す取組を実施します。

事業の流れ

※ 『事業の流れ』の民間団体等は、公設試・大学を含みます。

事業イメージ

実証のイメージ

導入が期待される先端技術の例

技術面・経営面からのデータ分析
最適な技術体系の検討
スマート農業技術の導入コスト
低減を図る新サービスの創出
「スマート農業」の社会実装を加速化

[お問い合わせ先] 農林水産技術会議事務局研究推進課(03-3502-7437)

スマート農業総合推進対策事業のうちスマート農業加速化実証プロジェクト

【令和2年度予算概算決定額 750(505)百万円】

対策のポイント

農業者の生産性を飛躍的に向上させるためには、先端技術を活用した「スマート農業」の社会実装の推進が急務です。このため、最先端の技術を生産現場に導入・実証することでスマート農業技術の更なる高みを目指すとともに、社会実装の推進に資する情報提供等を行う取組を支援します。

政策目標

農業の担い手のほぼ全てがデータを活用した農業を実践[2025年まで]

事業の内容

  • 1. 最先端技術の導入・実証

    • (国研)農業・食品産業技術総合研究機構、農業者、民間企業、地方公共団体等が参画して、スマート農業技術の更なる高みを目指すため、ロボット・AI・IoT・5G等の最先端技術を生産現場に導入し、理想的なスマート農業の実証を実施します。この中で、棚田地域の振興に資する取組についても推進します。
  • 2. 社会実装の推進のための情報提供

    • 得られたデータや活動記録等は、(国研)農業・食品産業技術総合研究機構が技術面・経営面から事例として整理して、農業者が技術を導入する際の経営判断に資する情報として提供するとともに、農業者からの相談・技術研鑽に資する取組を実施します。

事業の流れ

※ 『事業の流れ』の民間団体等は、公設試・大学を含みます。

事業イメージ

生産から出荷までの先端技術の例
「スマート農業」の社会実装を加速化

[お問い合わせ先]農林水産技術会議事務局研究推進課(03-3502-7437)

実証経営体一覧(全55課題)

実証地域の地図。日本全国に分布している。