水2H09:下野西機械利用組合(宮崎県高千穂町)

実証品目: 水稲、肉用牛 | 実証面積: 20ha

実証課題名
中山間地域の棚田等を支える農業生産・農業基盤の省力管理技術の実証
構成員
下野西機械利用組合、高千穂町、宮崎県西臼杵支庁、宮崎県総合農業試験場、高千穂地区農業協同組合、国立大学法人宮崎大学、(株)南九州沖縄クボタ、ソフトバンク(株)、ケーテック、ブライト・アラウンド(合)

背景・課題

  • 中山間地域の狭小、不整形な棚田において、ほ場管理システムと気象観測システムを活用した生育予測、水管理システムによる自動・遠隔制御、リモコン式草刈機による急傾斜畦畔法面管理、ドローンを活用した水稲直播き及び施肥・防除、食味・収量センサ付きコンバインによる施肥改善に取り組む。
  • 肉用牛繁殖経営において、分娩予測・監視システムの導入により、分娩事故防止と複合経営における分娩管理の省力化に取り組む。
  • イノシシ、シカ等の獣害対策として、夜間監視システム、くくり罠捕獲通報システムによる被害防止と対策の効率化を図る。

本実証プロジェクトにかける想い

世界農業遺産の認定を受けた「神話と伝説の町 高千穂町」の棚田を舞台に、水稲、肉用牛の複合経営において、若い担い手が夢と希望と誇りを持ち、スマートな農業に取り組んでいけるよう、盛りだくさんの課題に果敢にチャレンジします。

目標

  • 水田の水管理、移植、防除、施肥、草刈り等の作業・管理時間の1割縮減等と1等米比率の向上
  • 肉用牛繁殖における分娩管理時間の1割縮減と事故防止
  • 獣害対策に要する時間の1割縮減

実証する技術体系の概要

問い合わせ先

実証代表

宮崎県高千穂町 農林振興課
E-mail:

視察等の受入について
宮崎県西臼杵支庁 農政水産課
E-mail: