畑2A01:(有)大塚農場ほか(北海道当別町)
実証品目: 秋小麦、大豆、かぼちゃ、ジャガイモ、デントコーン、てん菜、にんじん、その他 | 実証面積: 53.75ha
実証課題名
スマート農業技術導入に伴う農家収益向上プロジェクト
構成員
エアロセンス(株)、(株)アグリルーターズ、(株)スマートリンク北海道、当別町IoT活用連絡協議会、(有)大塚農場、藤原農場
背景・課題
- 当別町では耕地面積の75%で土地利用作物の転作を行っているが、農業所得向上、地域農産物のブランド化の取り組みのためには、土地利用作物の生産性を向上させることにより野菜や花卉の生産拡大を進めることが急務である。
- 多品目栽培を実施するためには、効率的な営農スケジュールの立案及び適正な人員配置を含めた労働力の確保が喫緊の課題だが、当別町には気象観測所が無く、営農スケジュール立案のために必要な生育ステージの情報が不正確なものとなっている。
本実証プロジェクトにかける想い
本プロジェクトで計画されているスマート農業技術の導入および農業機械の共有の手法が経営体にとって省力化・高収益化を実現できる方式として有効に働き、地域の人々に効果的な営農手法としてできるだけわかりやすい形で受け渡すことができる成果となるように推進していきたいと考えています。
目標
- 可変散布実施により、慣行比投入資材量削減:20%
- 可変散布実施による作物生育の均一化と歩留まり率向上による収量向上:10%
- ロボットトラクタ導入による労働時間削減率:30%
- UAV 自動散布(防除)による労働時間削減率:30%
- ビニルハウスへの側窓自動開閉装置、温湿度センサー、自動灌水装置等の導入による作業時間削減:30%
- 肥料投入量の適正化、作業人員適正配置、収量向上効果による収益増さらには、農機の共同利用による機材導入コスト等の経費類の削減を行うことで、全体収益向上:20%
実証する技術体系の概要
問い合わせ先
実証代表
エアロセンス株式会社 https://www.aerosense.co.jp
視察等の受入について
(株)アグリルーターズ
E-mail:
Tel: 011-596-6046