茶2F01:(有)北本製茶園(京都府南山城村)

実証品目: 茶 | 実証面積: 5.8ha

実証課題名
中山間傾斜地茶園における高品質てん茶の省力生産体系の実証
構成員
京都府農林水産技術センター、(有)北本製茶園、宇治茶ブランド拡大協議会、JA全農京都茶市場、カワサキ機工(株)、農研機構西日本農業研究センター・農業情報研究センター、京都府山城北農業改良普及センター、京都府山城南農業改良普及センター、京都府流通・ブランド戦略課

背景・課題

中山間傾斜地茶園では、平地と比べ、
  • 茶園ごとに気象等が異なるため、茶園単位で被覆をはじめとした栽培管理の適期判断が必要であり、巡回に多大な時間がかかる
  • 防除等の管理作業の労働負荷が格段に大きい
等の要因で、てん茶の高い品質を維持しながら規模を拡大することが困難

本実証プロジェクトにかける想い

南山城村は村内99%の茶園が傾斜地にあたる府内屈指の宇治茶・てん茶の産地です。
てん茶品質に関わる栽培管理の適期判断・傾斜地での防除作業を省力化する技術を導入し、中山間傾斜地茶園における高品質てん茶の省力生産体系を実証します。

目標

  • てん茶栽培の適期判断と傾斜地での防除作業を省力化し、年間作業時間を約1割削減
  • 削減した労働力を充当することで規模拡大が可能となり、販売金額を約1割向上

実証する技術体系の概要

問い合わせ先

実証代表

京都府農林水産技術センター
E-mail:

視察等の受入について
京都府農林水産技術センター農林センター茶業研究所 主任研究員 岡留
Tel: 0774-22-5577
E-mail: