5GC02:JA フルーツ山梨(山梨県山梨市)

実証品目: 5G(ブドウ) | 実証面積: 0.4ha

実証課題名
高品質シャインマスカット生産のための匠の技の「見える化」技術の開発・実証
構成員
(株)YSK e-com、山梨県、日本電気(株)甲府支店、(株)ドコモCS山梨支店、山梨大学、全農山梨県本部、JAフルーツ山梨、JAフルーツ山梨管内生産者

背景・課題

  • 山梨県では、全国に誇る高品質なブドウが生産され、国内外で高い評価を受けている。
  • 経験豊富な農業者は、果実品質を左右する「房づくり」や「摘粒」などの管理を長年の経験から適切に行っており、こうした「匠の技」が高品質なブドウ産地を支えてきた。
  • 一方、新規就農者等は栽培経験が少なく、高品質なブドウづくりを引き継いでいくためには熟練した農業者の「匠の技」を伝承していくことが必要である。

本実証プロジェクトにかける想い

私たちの課題は、全国一のブドウ産地を今後も維持・発展させていくため、熟練した農業者の技術を新規就農者等に伝承する新たなシステムを開発する画期的なものです。
2年間の実証期間で、AIや新たな通信システム(ローカル5G)を活用して、「匠の技」の見える化とともに、新規就農者等の作業をAR(拡張現実)でサポートし、早期に技術習得ができるシステムを実証します。
また、ロボット除草機や無人SS(防除機)を活用し、省力化、軽労化にも貢献するスマート農業の実証を目指します。

目標

  • 房づくり・摘粒等作業時間55%程度削減
  • 除草時間 75%削減
  • 防除時間 80%削減

実証する技術体系の概要

問い合わせ先

実証代表

株式会社YSK e-com

視察等の受入について
株式会社YSK e-com ・ITソリューション事業本部第二ソリューション部
担当:早川
E-mail: