5GH03:鹿児島堀口製茶(有)(鹿児島県志布志市)

実証品目: 5G(茶) | 実証面積: 4.5ha

実証課題名
ローカル5 G に基づく超高速・超低遅延による自動運転およびDrone/LPWA等による圃場センシング・AIなど営農・栽培データ解析による摘採計画の最適化体系及びシェアリングの実証
構成員
鹿児島大学、(株)日本計器鹿児島製作所、鹿児島県農業開発総合センター、関西ブロードバンド(株)、アグリセンシング、テラスマイル(株)、(株)寺田製作所、鹿児島堀口製茶(有)

背景・課題

お茶はリーフ茶の需要減少など国内需要が低迷しています。また少子高齢化の波は茶業にも波及しており慢性的な担い手不足が深刻です。一方では諸外国における日本食ブームを背景に輸出市場は伸びています。そこで、国内問題の解消、輸出促進を実現するためにスマート農業化が課題です。

本実証プロジェクトにかける想い

鹿児島県のお茶は早くから機械化に取り組み圃場の大規模化・規格化が進んでいます。こうした先人の築いてくれ た資産を次世代の農業人とICT インフラを活用して世界に通用するMade in JAPAN/made by JAPAN を実現したい。今回のプロジェクトでは5年かけて開発してきたお茶の無人機をさらに5Gを活用して世界に伍して戦える技術立国 日本を象徴するプロジェクトにしたい。また、Drone、BI/LPWA/AI など最先端のICT を農業現場で有効であることを経営的な観点からも実証したい。

目標

  • 自動化農機の遠隔監視制御の実現による大幅な省力化の実現(1人で複数圃場の同時監視の実現)
  • Droneによるデータ収集・解析の大花場なスピードupの実現(従来比4倍)
  • 農業ICT(農業クラウドなど)とデータベース基盤による迅速な摘採計画策定支援基盤の構築により摘採計画策定にかかる基礎データの収集・整理時間を1/10
  • LPWAによる画像収集と収集画像のAI 解析により圃場巡回時間を従来比1/10

実証する技術体系の概要

問い合わせ先

実証代表

国立大学法人鹿児島大学農学部
Tel: 099-285-8601
E-mail:

視察等の受入について
鹿児島堀口製茶
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