施2H06:新富町農業研究会(宮崎県新富町)

実証品目: ピーマン、キュウリ | 実証面積: 70a

実証課題名
施設園芸野菜(ピーマン等)における自動収穫機を活用した「生産管理体制の構築」、収穫・栽培管理の実証
構成員
(一財)こゆ地域づくり推進機構、新富町役場、アグリスト(株)、テラスマイル(株)、宮崎県、宮崎県経済連、JA児湯、新富町農業研究会(若手農業者) 、東京大学、都城工業高等専門学校、宮崎大学

背景・課題

キュウリ(全国生産1 位)、ピーマン(同2 位)の宮崎県で新富町は生産の中心地だが少子高齢化、担い手不足等の影響で2030 年には農業者が現在から半減する見込み。労働力不足の解消・経営の効率化を図ることが急務である。

本実証プロジェクトにかける想い

このプロジェクトは、キュウリ、ピーマンなどの果菜類の自動収穫化(ロボティクス)による労働力不足の解消及び画像データのAI 解析とセンサーによる数値の可視化(データ解析による収入の向上・病気等の早期発見)を実現し、農業経営の効率化を図ることにより経営規模の拡大を図るための実証プロジェクトである。この成果をもって宮崎県新富町は持続可能な地域農業の実現を目指すものである。

目標

全体目標:実証農場農家における収量の増加を図る(10a あたり) 2 年間の実証期間においては、(1)収穫作業時間の20%削減、(2)反収10%増加、(3)M 玉率(ピーマン)およびA 品率(キュウリ)20%増加、(4)生産者所得の10%増加を目標とする。

実証する技術体系の概要

問い合わせ先

実証代表

一般財団法人こゆ地域づくり推進機構 (https://koyu.miyazaki.jp)

視察等の受入について
児湯郡新富町富田東2-1-1
Tel: 0983-32-1082(担当:高橋)