水2H10:(株)遠藤農産ほか(福岡県鞍手町)
実証品目: 麦、大豆 | 実証面積: 84ha
実証課題名
麦・大豆の品質向上と既存機械やシェアリングを活用した土地利用型大規模経営での実践型スマート農業技術体系の実証
構成員
(株)遠藤農産、(株)あいば農園、(株)福岡九州クボタ、クボタアグリサービス(株)、(一社)全国農業改良普及支援協会、(一社)食品需給研究センター、福岡県(水田農業振興課、経営技術支援課、飯塚普及指導センター、農林業総合試験場)
背景・課題
- 実需の評価も高い麦・大豆は、生産拡大と収量の向上及び高品質化、生産コストの削減が必
- 高齢化する過疎化地域において、担い手への農地の集積が進み、労働力不足が課題
- 土地利用型大規模経営において、農業機械費の削減が急務
本実証プロジェクトにかける想い
私たちは、スマート農業を導入して、労働力不足を解消すると共に、実需者から評価される高品質な麦・大豆を安定的に生産し、食料自給率の向上に貢献します。
また、ロボットコンバイン等については、近隣の農業法人と共同利用することにより、生産コストの低減を目指すと共に、大規模土地利用型農業法人の協力体制を構築して、将来的な地域モデルとなることを目指します。
2年間の実証期間で、スマート農業の普及につながるデータを提供します。
目標
- 10a 当たりの労働時間を10%以上削減
- 10a 当たりの経営費を削減((現状)112,000 円/10a → (令和3年度)89,600 円/10
- 適期作業や作業精度の向上、生育量の平準化等により収量及び品質を向上(小麦、大豆、米の収量及び大豆品質10%)
特に、硬質小麦の「ラー麦」は、実需者の望むタンパク質含有率(12%)を安定的に確保
実証する技術体系の概要
問い合わせ先
実証代表
(株)遠藤農産
E-mail:
視察等の受入について
福岡県飯塚農林事務所飯塚普及指導センター水田農業係
E-mail: