水2G11:(株)福成農園ほか (鳥取県南部町)

実証品目: 水稲、白ネギ、小麦、大豆 | 実証面積: 56.6ha

実証課題名
次世代につなぐ水稲・白ネギを柱にした中山間地域水田複合経営モデルの実証
~農業の「ユニバーサルデザイン化」・「データの見える化」を目指して~
構成員
(株)福成農園、(同)清水川、(株)中四国クボタ、(一社)全国農業改良普及支援協会、南部町、鳥取県

背景・課題

  • 鳥取県は中山間地域が多いことに加え、高齢化に伴う農業の担い手不足など構造的な問題が進展
  • 10年後を支える多様な担い手が活躍できる環境整備と産地力アップによる農業所得の向上が課題
直進キープ田植機での田植作業

本実証プロジェクトにかける想い

人手不足への対応として、軽作業化などの労働改善により、雇用者(形態)の多様化を図るほか、早期人材育 成に向け、熟練者でなくても均質な農作業・栽培管理ができる技術の平準化を図るなど「農業のユニバーサルデザイン化」を目指します。
複合経営における生産性や収益性を向上し、他産業並みの給与支払、退職金制度を設けるなど、雇用の確保、就業者のモチベーション向上を図り、条件不利農地を含む地域の農地の維持を目指します。

目標

  • 水稲作の労働時間を14%削減、10a 当たりの水稲・白ネギ・大豆・小麦の収量増加(水稲10%、白ネギ20%、大豆60%、小麦50%)
  • 経営全体における利益450 万円増加

実証する技術体系の概要

問い合わせ先

実証代表

鳥取県 とっとり農業戦略課

E-mail:


Tel: 0857-26-7388
視察等の受入について
鳥取県 西部農業改良普及所 Tel: 0859-31-9685