山口農園(群馬県中之条町) 露3C6地

実証課題名
自動走行台車ロボットを使った鳥獣被害の防止と農作業の軽労化・効率化の実証
経営概要
8ha(トウモロコシ2.5ha、花インゲン1.2ha、キャベツ1.3ha、その他3ha)うち実証面積:トウモロコシ1.5ha、花インゲン0.6ha、キャベツ0.75ha

導入技

①爆音機搭載台車ロボット ②農薬・除草剤散布台車ロボット ③積込・運搬台車ロボット ④肥料散布台車ロボット

  • ①トウモロコシ:人間の追払い時間60%程度削減、②花インゲン:農薬・除草剤散布時間60%程度削減、③キャベツ:積込・運搬時間20%程度削減、 ④適正施肥により肥料散布量を10%程度削減

目標に対する達成状況

  • トウモロコシ鳥獣の追払い:追払い時間を慣行の1/3 程度に短縮できた。
  • 花インゲン農薬散布作業:慣行の2人組作業が一人作業でできるようになり、農薬散布に係る延べ作業時間を90%程度削減できた。
  • 花インゲン除草剤散布作業:慣行の2人組作業が一人作業でできるようになり、 除草剤散布に係る延べ作業時間を50%程度削減できた。
  • 花インゲン肥料散布作業:慣行の30kg 程度/10a に対し、施肥設計量(20kg/10a)に沿った散布で、肥料散布量を30%程度削減できた。
  • キャベツの積込運搬作業:慣行作業に比べ、収穫からトラックに積み込むまでの作業時間を23%削減できた。また、キャベツの入ったコンテナを人力で動かす回数を3回から1回に削減できた。

導入技術の効果

事業終了後の普及のための取組

  • スマート農機を継続使用し、経営データを収集して経営成果を確認する。
  • 継続使用で確認できた成果は、山口農園のHPに掲載する。
  • 実践研修を希望する農業者については、関係者の協力を得て、経営に大きな支障がなければ受け入れる。
問い合わせ先

( 株) ぐんま農業ビジネス研究所

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