(株)やまもとファームみらい野ほか(宮城県山元町ほか) 露3B1サ

実証課題名
東北地域のタマネギ生産の安定化と出荷連携体制の構築に向けた実証
経営概要
実証面積:タマネギ42ha 宮城、秋田、岩手の生産法人

導入技

①営農支援ソフト ②環境・生育モニタリング ③出荷管理ソフト

  • 標準収量(4t/10a)確保の支援、収穫時期や収量予測による生産者間の出荷連携モデル

目標に対する達成状況

  • 実証法人におけるシステム導入後の10a 当たりの収穫量は平均 4.8t(6.3t・宮城、4.6t・秋田、3.6t・岩手(秋まき+ 春まき))となり、シス テム導入前の3.6t より増加した。
  • 各実証法人における防除スケジュールの実施率を精査した結果、実施率が高い法人は収量が高く、天候等の理由により実施率が低くなった法人は収量が低い結果となった。

導入技術の効果

事業終了後の普及のための取組

  • システムに関して、サービス提供する環境を整える必要がある。その上で、入力データの蓄積により地域ごとに管理作業のスケジュールの微調整をすすめることで、 より効果的な管理スケジュールを作成する。
  • 生産者の管理情報を実需者に提供する環境を整え、共有したデータに基づくタマネギの取引の効率化につなげる。
  • 成果発表の場で来場者に試験的な利用を呼びかけた結果、利用希望の申し出が得られた。
問い合わせ先

農研機構 東北農業研究センター

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