(株)福井和郷(福井県高浜町) 施3D4リ

実証課題名
房どりミニトマトを核としたポストコロナ型生産流通体系の実証
経営概要
.75ha(トマト3.6ha、レタス0.15ha) うち実証面積:ミニトマト2.4a

導入技

①房どりに適したミニトマト品種、②ミニトマト安定生産システム、③防除・運搬用無人走行車、④自動収穫ロボット、 ⑤総合品質評価システム

  • 収穫、出荷、調製にかかる労働時間の 3割削減、衛生微生物数の 1/10の低減。

目標に対する達成状況

  • 房どり適性のある新品種でフードロス(裂果率)を2 割以上削減を達成。
  • 房どり非接触型の流通により果実表面の一般生菌数の1/10 の低減を達成(市場流通品と福井和郷生産品の比較結果)。
  • 時間当たり15kg 相当のロボット収穫により、収穫、出荷、調製の労働時間おおむね3 割削減を達成。
  • 通常品の2 割増しの価格で販売実証し、総合的実証により目標である3 割以上の収益増加を達成。

導入技術の効果

事業終了後の普及のための取組

  • 「 果実収穫」については、房どり用ハンドおよび房認識技術による収穫データを継続取得し、ロボットの最適化を図る。
  • 新規の房どり品種を核として、栽培技術、ロボット収穫技術、品質提示技術と合わせて普及する。
  • ロボットについては、多品目への適用を図りつつ、実証展示などに活用して普及を加速化する。
問い合わせ先

千葉大学 中野明正

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