井出農園ほか(神奈川県藤沢市ほか) 果3C3リ
実証課題名
持続可能な都市農業を実現するための農作業支援ロボットによるスマート農業一貫体系の確立
経営概要
露地野菜200a/施設トマト80a/ナシ130a
うち実証面積:施設トマト 12a /ナシ 15a
うち実証面積:施設トマト 12a /ナシ 15a
導入技術
目標
- トマト:小型運搬ロボットにより、作業時間20%削減。リモート防除により作業工程の75%遠隔化し、作業者の農薬暴露を90%削減
- ナシ:小型運搬ロボットにより、作業時間20%削減。
目標に対する達成状況
- 施設トマトの収穫運搬車に小型多機能ロボットを導入したことにより、収穫の作業時間を22%削減し目標達成
- ナシ園において、草刈りロボットを活用した作業の自動化により、草刈りの作業時間を77% 削減し目標達成
- 施設トマトで小型多機能ロボットを活用したリモート散布により、作業者の農薬暴露を99% 削減し目標達成
導入技術の効果
事業終了後の普及のための取組
- 今後も各生産者団体の研修会や普及センター主催の農業セミナー等で発表し普及展開を図っていく予定である。
- 小型多機能ロボットについては試験販売を開始しており、県やJA に声掛けして各地でデモや貸出を行っている。今後、自動追従精度を高めるなど改良を行い、市販化後は販促に努めていく。
- 太陽光充電パネルにより充電して使用している草刈りロボットについては、実証効果があるともに実証圃場の川名梨園より継続利用希望の声もいただいていることから、 メーカーとともにJA など連携を図りながら普及展開に努める。
問い合わせ先
実証代表:株式会社 NTTデータ経営研究所
E-mail:
関連リンク
キーワード
遠隔操作草刈り機、ラジコン草刈機、リモコン草刈機、遠隔操作草刈機、除草、UGV、防除、軽労化、ロボット運搬車、 小型多機能ロボット、果樹、ナシ、なし、梨、トマト(ハウス)