JA阿蘇いちご部会委託部(熊本県阿蘇市ほか) 施3H6輸
実証課題名
日本産イチゴの輸出拡大を強力に後押しするスマート高品質生産・出荷体系の構築
経営概要
37a(イチゴ37a) うち実証面積:20a
導入技術
①局所適時環境調節技術を活用した多収安定生産技術 ②生育量計測技術、生育量・収量予測、各種関連情報の見える化 ③非破壊品質評価技術を導入した選別・パック詰めロボット ⑤輸出に対応した長期間鮮度保持技術
目標
- スマート農業技術を活用した輸出対応型省力一貫作業出荷体系を構築することで、輸出先での販売価格を韓国産売価比1.5 倍以内の実現と農業所得20%向上。
目標に対する達成状況
- 局所適時CO2 施用と窓開閉検知装置を組合せたスマートCO2 施用により、 5 月末までの収量および灯油使用量は慣行施用と比較して、それぞれ8%増収、72% 燃油削減。
- 輸出相手国の嗜好にあわせた販売戦略を策定し、輸送方法の最適化(「ゆりかーご」包装・2°Cでの船便輸送) により、香港における普及価格帯での競争力をもつ商品提供と社会実装に目処。
導入技術の効果
事業終了後の普及のための取組
- 導入技術については、速やかな社会実装を進めるため、市販化と技術的なサポートを継続して進める。
問い合わせ先
農研機構 九州沖縄農業研究センター 研究推進室
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キーワード
施肥、非破壊品質評価システム、品質評価システム+自動選別・パック詰めロボット、選果機等、貯蔵、長期間鮮度保持輸送システム、 統合環境制御、環境計測、営農管理システム、栽培管理システム、流通管理システム、収量予測、出荷予測システム、生育・収量等の予測システム、生育予測、二酸化炭素、 局所適時CO2施用システム、輸出、イチゴ、いちご、野菜(果菜類)