果4E1:(株)オレンジアグリ【三重県御浜町】

実証品目: 柑橘 | 実証面積: 5.18ha

実証課題名
中山間カンキツ産地における人・もの・土地のシェアリングによるサステナブル産地モデルの実現
構成員
JA伊勢(株)オレンジアグリ、NECソリューションイノベータ(株)、鳥羽商船高等専門学校、日本農業サポート研究所、三重県、東海地域生物系先端技術研究会

背景・課題

三重南紀地区は、紀伊半島の南端付近に位置し、大規模なカンキツ類生産団地を形成している。現在のカンキツ類生産面積は666haで、特に極早生温州では、全国をリードする産地となっている。しかし、高齢化が進んでおり、担い手の数が10年後には現在の約半数になり、生産量が激減すると予想されている。
担い手不足による産地の衰退に歯止めをかけるためには、これまで以上に大きな労働力低減への対応効果が期待できる技術対策が必要である。しかし、労働力低減に対応する打開策として期待されるスマート農業機械は高価であり、潜在的な労働力の掘り起こしを含めたシェアリングが必要となることから、事業での実証に取り組む。

本実証プロジェクトにかける想い

本プロジェクト実証によって、今まで産地で取り組んできたスマート農業をさらに発展させ、産地の将来を担う農業者とともに地域農業振興に貢献したい。
この取り組みを起爆剤にして産地を復活させたい!

目標

  • スキル不要のスマート農機ワンデイワーク募集数が、前年比の10%向上
  • シェアリングするスマート農機のコストが保有する場合の1/2以下
  • 作業時間 30~50%削減(単位面積当たり シェアリングによる効果含む)
  • 生産コスト 10~40%削減(単位面積当たり)
  • 単位面積当たりの労働時間13%削減

実証する技術体系の概要

問い合わせ先

実証代表

JA伊勢三重南紀経済センター営農柑橘グループ

視察等の受入について
古芝 正樹
Tel: 05979-2-4545 E-mail: