品種詳細
キタノマシュウ
限伸育性そば品種「キタノマシュウ」は、「キタワセソバ」と比較し、耐倒伏性にやや優り、良食味である。
主要特性
- 生態型は夏型で、開花期及び成熟期は「キタワセソバ」と同程度である。 草型は夏型特有の直立短枝型で、草丈は「キタワセソバ」より1~7cm低く、倒伏程度が0.1~0.8ポイント低く、耐倒伏性にやや優る。
- 収量性は、「キタワセソバ」と同程度である。
- 千粒重は、「キタワセソバ」並みかやや重く、容積重は「キタワセソバ」よりかなり重い。
- 製粉歩留りは「キタワセソバ」にやや優り、製麺試験(操作性)では'良~粘る'で「キタワセソバ」に、製麺試験(香り)では'普通~やや強い'で、やや優る。食味試験では、味、そばらしさ及び総合評価で有意に優る。
出願番号 (出願日) |
公表日 | 登録番号 (登録日) |
育成者権の存続期間 |
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13780 (2001年8月28日) |
2002年2月13日 | 13298 (2005年9月13日) |
25年 (満了日:2030年9月13日) |
交配組み合わせ | 旧系統名 | ||
「キタワセソバ」の有限伸育性個体選抜 | 北海6号 |
育成の経過
「キタノマシュウ」は「キタワセソバ」集団中に見いだされた伸育性が有限の個体から選抜された有限伸育性系統である。
栽培適地
北海道一円に適する。