品種詳細

すずかおり

だいず「すずかおり」は、「コスズ」よりも短茎で耐倒伏性が優り、ダイズモザイク病抵抗性が“強”であり、子実は「コスズ」並の極小粒で納豆加工適性が優れる。

主要特性

  1. ダイズモザイク病抵抗性で耐倒伏性、小粒、良質の「刈交778F5」を母に、納豆用の極小粒品種「コスズ」を父として人工交配を行い、以後、選抜・固定を図り、育成した系統である。平成15年における世代はF1111である。
  2. ダイズモザイク病抵抗性が“強” (A、B、C、Dの各系統に抵抗性) である。
  3. 「コスズ」より短茎で耐倒伏性が優る。
  4. 成熟期は“中”で、子実収量は「コスズ」並からやや多収である。
  5. 子実の粒大は「コスズ」並の“極小”であり、「鈴の音」より小さい。外観品質は「コスズ」並である。
  6. 最下着莢節位高は「コスズ」より低い。 7. 納豆加工適性が優れる。

栽培適地

東北中南部

出願番号
(出願日)
公表日 登録番号
(登録日)
育成者権の存続期間
17313
(2004年8月11日)
2005年6月23日 15131
(2007年3月15日)
25年
(満了日:2032年3月15日)
交配組み合わせ 旧系統名
刈交778F5 x コスズ 東北148号

品種の利用許諾について