品種詳細

里のほほえみ

倒伏とダイズモザイクウイルスに強い。子実は大粒良質で、子実中の蛋白質含量が「エンレイ」並に高く豆腐に適する。

主要特性

  1. 「里のほほえみ (東北160号) 」は、平成8年に東北農業試験場 (現、東北農業研究センター) において、ダイズモザイクウイルス抵抗性の「東北129号」を母、極大粒系統の「刈交0264MYF6」を父とした人工交配から育成された系統である。
  2. 成熟期は「エンレイ」より1週間ほど遅い晩生で、収量は普及見込み地帯の山形県では「エンレイ」並である。
  3. 倒伏に強く、最下着莢位置が高く、難裂莢性で、コンバイン収穫等の機械化適性が優れる。
  4. ダイズモザイクウイルスと紫斑病に強い。
  5. 子実は百粒重が40g前後の大粒で外観品質に優れ、煮豆、味噌の加工適性も良好である。
  6. 子実中の蛋白質含量は45%前後で「エンレイ」並に高く、豆腐に適する。

栽培適地

栽培適地は東北南部等

出願番号
(出願日)
公表日 登録番号
(登録日)
育成者権の存続期間
23752
(2009年5月19日)
2009年7月29日 20411
(2011年3月 2日)
25年
(満了日:2036年3月 2日)
交配組み合わせ 旧系統名
「東北129号 x 刈交0264MYF6 東北160号

品種の利用許諾について