品種詳細
リョウユウ
「リョウユウ」は、ダイズシストセンチュウ、ダイズモザイクウイルスおよびラッカセイわい化ウイルスのいずれにも抵抗性を備えた品種である。子実は白目で大きさは"やや大"で、豆腐などの加工に適している。東北地域における成熟期が"やや早"で、栽培特性は「おおすず」に類似している。
主要特性
- ダイズシストセンチュウのレース1およびレース3のどちらにも抵抗性である。
- ダイズモザイクウイルスのA、A2、B、CおよびD病原系統に対して抵抗性である。
- ラッカセイわい化ウイルスに対して抵抗性である。
- 東北地域における開花始期は"中"、成熟期は"やや早"、生態型は"中間型"である。
- 子実の粗タンパク含有率は"やや低"、粗脂肪含有率は"やや高"である。
- 豆腐、煮豆、納豆および味噌の加工適性はいずれも"好適"である。
- 裂きょうの難易は"易"である。
- 立枯性病害抵抗性が"やや弱"である。
栽培適地
東北地域
出願番号 (出願日) |
公表日 | 登録番号 (登録日) |
育成者権の存続期間 |
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36159 (2022年3月29日) |
2022年7月26日 |
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交配組み合わせ | 旧系統名 | ||
おおすず2///東北116号//おおすず6/東北126号 | 東北190号 |