品種詳細
やえのうしえ
「やえのうしえ」は、土地を有効活用した自給飼料生産が求められている南西諸島地域向けの飼料用サトウキビ品種です。黒穂病抵抗性が"極強"でその他の病害にも強く、また、収穫時期が遅れても倒れにくいため機械収穫に適しています。
主要特性
- 黒穂病抵抗性が優れる国内自生野生種「西表8」と製糖用品種「NiF8」を交配して育成しました。
- 黒穂病に対する抵抗性が"極強"で、さび病・モザイク病に対しても"強"の抵抗性を持ち、病害に強いです。
- 収穫時期が遅れても草姿が直立で比較的倒れにくく、機械収穫に向いています。
- 種子島では「KRFo93-1」よりも多い乾物収量が得られます。また、奄美地域以南では「しまのうしえ」より少なくなる場合もありますが、ローズグラスより多収です。
「しまのうしえ」と「やえのうしえ」
出願番号 (出願日) |
公表日 | 登録番号 (登録日) |
育成者権の存続期間 |
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33006 (2018年4月 6日) |
2018年8月14日 | 28701 (2021年10月21日) |
25年 (満了日:2046年10月21日) |
交配組み合わせ | 旧系統名 | ||
「NiF8」×「西表 8」 | KY09-6092 |