品種詳細

北海3号

短節間性形質を有する固定系統で、「くりひかり」の花粉親。

主要特性

  • 主枝(蔓)の伸長は生育初期は節間が詰まり、短節間性の草姿を示す。生育中期以降から主枝は伸長して普通草姿となる。その特性は「北海1号」と類似している。側枝の発生は少ない。
  • 雄花の開花時期は「北海1号」、「えびす」とほぼ同じであるが、雌花の開花時期は遅い傾向がある。着果節位は「北海1号」よりはやや上位で、株もと近くの結実性は「北海1号」より劣る。
  • 果実の大きさは「北海1号」よりはやや小さく、扁円形である。果皮の色は濃緑で、灰緑~緑のすじ模様がある。
  • 果肉色は濃黄~橙色で、果肉はやや薄い。果肉は粉質~中であり、乾物率は「えびす」、「北海1号」に比べて低い。
出願番号
(出願日)
公表日 登録番号
(登録日)
育成者権の存続期間
28243
(2013年6月 3日)
2013年10月 8日 23826
(2015年2月 4日)
25年
(満了日:2040年2月 4日)
交配組み合わせ 旧系統名
「Bush Buttercup」を母親とし、「まさかり」を
父親として交配した。その後選抜と自殖を繰り返し、
「えびす」の自殖交代から固定した系統を交配した。
その後、選抜して固定化した。
北海3号