品種詳細

豊朝交1号

「豊朝交1号」は、株元着果性に優れ、果実が厚く、果肉の粉質性が高い短節間性F1品種である。

主要特性

  • 生育初期において主枝 (つる) は節間が詰まり、短節間性を示す。生育中期以降は徐々に節間が伸長して普通草姿となる。
  • 雌花の開花時期は既存セイヨウカボチャ品種の「えびす」よりも早く、「芳香青皮栗」とほぼ同等である。雄花の開花時期は、品種による大きな差はない。
  • 果実重量は「芳香青皮栗」より重く、「えびす」よりやや軽い傾向にある。また、果実が扁円形で、果皮色は「芳香青皮栗」や「えびす」と比較して濃い緑色を示す。
  • 「豊朝交1号」の果肉色は濃い黄色を示す。果肉は「芳香青皮栗」より厚く、「えびす」と比較して同程度からやや厚い傾向にある。果肉の食感は粉質性である。
出願番号
(出願日)
公表日 登録番号
(登録日)
育成者権の存続期間
36360
(2022年7月12日)
2022年11月17日

交配組み合わせ 旧系統名
つる性で着果性に優れる「親G」を種子親とし、
短節間性の「北海8号」を花粉親とするF1系統である。
豊朝交1号